セキュリティチェックでの身のこなし

投稿日時:2020/02/03(月) 09:00

先日お客様をラスベガス空港で見送り帰ろうとしていたところ、そのお客様からすぐにとても慌てた様子でお電話がありました。

話しを聞いてみるとどうやらセキュリティチェックで検査官に荷物を持っていかれてしまったとのこと。「ただの検査なのですぐ終わりますから、そのままお待ちください。」とご案内すると、すぐに落ち着きを取り戻した様です。その後無事に検査も終わり搭乗口に向かっているとの連絡がありました。
このお客様はカバンの中にタブレットを入れたままにしてしまい、それが検査に引っ掛かったようですね。この様な場合は事前にカバンから出しておけば、再検査になる事はありません。カバンの中に入れたままだと再検査になってしまうのです。

帰国の際などにセキュリティチェックの様子をお客様に質問されるのですが、テロ対策の都合上毎度微妙に変化し、必ずこういう手順で検査するとは言い切れません。スムーズに通過できる日もあれば、すごく厳しく検査している日もあります。検査する機械なども高性能になっていますし、係員によっても対応も大きく異なります。

いくつかの注意事項を箇条書きにしますが、あくまでも一例です。前述の通り係によっても対応が異なりますので予めご了承ください。

・撮影禁止
・100ミリリットル以上の液体物禁止(ゲル状やクリーム状の物も)
 →帰国の際はお土産のハチミツなどもご注意
・先のとがった物や刃物禁止
・上着は脱ぐ
・ベルトも外す
・靴も脱ぐ
・ポケットの中の物を全部出す(金属に限らず、ハンカチや貴重品ホルダーなど全て)
 →全身スキャンのセンサーは布類などにも反応します
・ノートPCやタブレットはカバンから出し、さらにケースからも出す
 →スマホなどはカバンに入れたままでOK
・センサーは二通り(従来の金属センサーと全身をスキャンするもの)
→どちらになるかはわかりません
・荷物の再検査になっても自分の荷物に触らない(指差しだけ)
 →終わるまで見守るだけです。触ると隠蔽作業と思われます

そして、一番大事な事は笑顔でいる事です。何事もなかったか(ないですよね?)のようにニコニコと準備して通り抜けるのが重要なのです。検査官も人間ですので、こわばった顔をしていたりむすっとしている人より笑顔の人には親切になります。

話しはそれますが、私たち日本人はセキュリティチェックを受ける上で事前に金属類を外したり、ポケットの中を出したり上着を脱いだりなど準備をして検査台に進みます。なのに、なんで他の国の人たちはそれをしないのかな?って思いませんか?検査台の前でモタモタずっとやっていますよね?ほんとにイライラしちゃいます。前に並んでいる人数が少なかったのに中々進まないなんてことありませんか?
私はセキュリティチェックで検査台に進むとき、もし日本人の団体様がいたら少しくらい多くてもそこに並びます。日本人はテキパキと準備しさっさと進みますので、列の進みが速いのです(笑)

そしてラスベガスのセキュリティチェックは曜日や時間によってかなり時間がかかります。昔に比べずい分とスムーズに進むようになりましたが、それでも時間はかかるものです。

弊社では出発時間の2時間半前にはチェックインに進むことをお勧めしています。

ストレスフリーな良い旅を!

 

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