100℃を超えたらとりあえずビール

投稿日時:2020/05/22(金) 09:00

先日ラスベガスでは100℃を超えました
と言ってもなんの温度が?と思われる方も多いと思いますがアメリカは摂氏ではなく華氏です。
華氏100℃というとだいたい摂氏38℃位の温度となります。

例年通りなら5月になると急に熱くなります。ただし乾燥しているので気温の表示の割に過ごしやすく、朝晩はヒヤッとする位です。

本格的な夏はまだですが、ニュースで100℃を越えたと見ると「ああ、今年も夏がやって来たな」と思うものです。

同時にとても乾燥しているのでビールの美味しい季節となってきます。よくお客さまが「日本で飲むよりアメリカで飲むビールの方が軽くて水みたいね」とおっしゃいます。これだけ乾燥しているのでビールが美味しく感じるのです。

以前おススメレストランのコラムで「とりあえずビール」の対処の仕方をご紹介しました。レストランでテーブルに座っても中々ビールが出てこないというお話しです。
アメリカではレストランでの食事の際にはあまりビールを飲むことがありません。ファンシーなレストランになればなるほどその傾向があると思います。

じゃあ、何を飲むのか?というとワインです。
もちろんビールを飲む方も大勢いらっしゃると思います。でも日本の様にとりあえず乾いた喉を潤すというよりかはビールを味わうためにオーダーするように思います。なので注文しても日本の様にすぐ出て来ないという事だけお忘れなく。

それではカラカラに乾燥したラスベガスでどうしても食事の前に喉を潤したい場合はどうするのか?

答えは簡単です。ファンシーなレストランにはたいていバーがあります。予約の20分前に行ってチェックインだけ済まし、そのバーでビールだけを先に飲みながら案内されるのを待てばいいのです。バーで飲んでいるビールは飲みきれなくてもその後そのままテーブルに持って行けます。そうすればテーブルに案内された後もビールを飲みながらメニューをゆっくり眺めオーダー出来るのです。

もっとカジュアルなレストランなどではもちろん案内されたテーブルでビールを飲みます。ラスベガスにはクラフトビールのお店も沢山あります。カジュアルなレストランやクラフトビールのお店は日本の居酒屋のような感じだと思って頂ければ、ファンシーなレストランとは違うというのがイメージし易いのではないでしょうか?



そもそもアメリカにはちゃんとした食事をしながらビールを飲むという文化がありません。ビールはバーなどでちょっとしたナッツ類をつまむ程度に気軽に飲むものです。ゆっくり食事をするのはワインなのです。しかも食事はあまりシェアしません。自分がオーダーしたものをそれぞれが食べます。





なのでラスベガスに限らずアメリカでは日本スタイルの居酒屋が人気があります。色々なおつまみをシェアしながらワインに限らず色々なお酒を飲んで楽しめるからです。昔はちゃんとした日本食レストランだった所が居酒屋レストランに代わってしまった所も沢山あります。

ちなみに日本のような冷えたジョッキに程よい泡を蓄えた生ビールというのはありません。生ビールは「クラフトビール」と訳される事が多いのですが、「クラフトビール」はどちらかというと日本でいうビール工房などで作っている地ビールやこだわりのビールと思って頂いた方がいいですね。
なのでラスベガスで冷えたビールを乾いた喉に流し込みたいのなら「バドワイザー」や「クワーズ」のような冷えた軽いビールがおススメです。小瓶で出てきますのでアメリカスタイルでそのまま瓶ごと飲むのはいかがでしょうか?
栓抜きも不要です。スクリューキャップになっていて、手でひねれば簡単に栓が開きます。グラスを待っているとビールがぬるくなってしまいます。


話しはそれてしまいましたが、ビールの美味しい季節にラスベガスにお越しの際はカラッカラの喉を潤すためにレストラン選びにもご注意ください。いつまで経ってもビールが出て来ないなんてこともありますからね。


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