ブライスキャニオン

芸術の尖塔群 ブライスキャニオン

 日本ではかなり知名度が低いのですが、インパクトは最大だと思うかなり主観の入った国立公園です。タイトル通り大自然の芸術的な景色がご覧いただけます。

 面積は145㎢とかなり小さく、すり鉢状に公園があり上から見下ろす渓谷です。地層はピンククリフと言うグランドサークルの中では一番上のかなり新しい地層です。と言っても6500万年前です。グランドサークルの中では標高が一番高い所(約2600m)でもあるので、冬場など訪れる時期にご注意ください。
 
 一番の見どころはピンククリフ層のピンクと言うかオレンジと言うか、その地層と白い地層のグラデーションが作り出す尖塔群の景色です。本当に不思議な景色で、すり鉢状の渓谷にはその尖塔群がキレイに並んでいます。
 簡単に言うと、標高の高いブライスキャニオンは夜になるとかなり冷え込みます。岩の隙間に入った水分が固まり、柔らかい地層を砕きます。その繰り返しで出来た渓谷です。

 ラスベガスからだと日帰りは無理ですがザイオンやアーチーズの前後に行くことができ、ブライスキャニオンやカナブ、ペイジなどに宿泊すると良いかと思います。
 

2種類のトレッキングルート

 観光するのには、半日あれば何とか大丈夫ですがあれもこれもとなると宿泊が必要です。
 
谷底へ下るトレイル

 一番のおススメはもちろんハイキング。サンセットポイントから出発する「ナバホループトレイル」です。約2.5キロの周遊トレイルですが、忘れてならないのがすり鉢状の渓谷と言う事。往路は下りでもぐるりと回り復路は必ず上りです。標高差は150m位ですがゆっくりと歩いて2時間もあれば充分かと思います。ただし、標高が高い分体に負担もかかりますので無理はしないでくださいね。

 渓谷を下りていくと、上から見たのとは違う景色が見えてきます。上からみると芸術的に美しい尖塔群が、間近でみると迫力ある力強い景色と変わります。谷底から見上げると、オレンジの岩肌と青い空のコントラストがそれはそれは美しいのです。

 上りが心配という方には、すり鉢状の淵を歩くリムトレイルがおススメです。多少のアップダウンはありますが、ほぼ平坦なトレイルですので渓谷を上から見下ろしながらゆっくりとどうぞ。

夜は満点の星空と朝日鑑賞

 国立公園はどこも街灯が少なく星空がキレイなのですがここは標高が高いのと、周りに街が全然ないので真っ暗です。全米一暗い空を持つ国立公園と指定されたところなのです。一見の価値ありなのですが、ツアーなどですと宿泊ホテルの街灯が邪魔して、実際には星空が楽しめません。その点、個人旅行ならではの自由度で満点の星空へご案内できるのです。

 また、ブライスキャニオンはサンセットポイントと名前がついている所があるのですが、あまり夕日鑑賞はおススメしません。西側には森があるので森に落ちる夕日なのです。渓谷は前述の通りすり鉢状ですので、早めに影ってしまいあまり美しくありません。

 ここでのおススメは朝日鑑賞です!朝日が上がりだすと渓谷に日が差し込みます。オレンジ色の渓谷は太陽に光に照らされ輝きます。まるで渓谷自体が輝いているようです。とても美しい!!!

 星空と朝日。これは宿泊しなければ見られない景色ですので、ぜひ宿泊地の1つとしてご検討くださいね!動物の遭遇率も他の公園に比べると高いのも魅力の1つです。

 いづれにしても日本では知名度が低く、グランドサークルを回る時には外されがちですが、個人旅行で行くからこそ行くべき隠れた名所です。私が自信を持っておススメする一番の公園でゆっくりと滞在してはいかがでしょうか?


さらに詳しい情報はコラムに随時アップしていきます。お楽しみに!

 
朝日に照らされる渓谷
朝日に照らされる渓谷
朝日後ではこんなにも色が異う
朝日後ではこんなにも色が異う
日中の渓谷
日中の渓谷
平坦な道もありますが・・・
平坦な道もありますが・・・
谷底にあるナチュラルブリッジ
谷底にあるナチュラルブリッジ
冬は雪も降ります
冬は雪も降ります

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