アンテロープキャニオン

水が削った神秘的な渓谷

 名前は聞いたことなくても写真を見ればご存知の方も多いかもしれません。一見、洞窟のように見えますがれっきとした渓谷です。

 距離にしたらほんの数百メートルですが、細い渓谷に頭上から太陽の光が入り岩肌が神秘的な景色を作り出します。上流に降った雨が鉄砲水となりその細い渓谷に流れ込みます。勢い良く流れ込んだ雨水は何万年も前に出来上がった砂岩の岩肌を滑らかに削り取っていくのです。現在も年に2.3回は鉄砲水が起こり、その度に渓谷の景色は少しずつ変化しています。アンテロープキャニオンはグランドサークルの中心部に位置するペイジの街にあります。ここも、モニュメントバレー同様ナバホ族が管理するエリアとなります。
 
 ペイジはグランドサークルの中心に位置するだけあって、旅では必ず訪れる街です。グランドキャニオン、モニュメントバレー、ザイオン、ブライスキャニオン、ウェーブ等々、どこへ行くのにもちょうど中間地点になり、宿泊するホテルも沢山あります。
レイクパウエルを観光する遊覧船やコロラド川の川下りをするのもここから出発します。

世界中から訪れる一大観光地

 アンテロープキャニオンは上流と下流の二か所あります。それぞれ、訪れる方法も場所も違うので必ず事前に確認しましょう。

 上流に行くにはナバホ族のガイドさんが運転する四駆のトラックの荷台に乗って移動します。乾いた川を15分ほど揺られてようやく渓谷の入口が見えてきます。そこからは徒歩。ガイドさんを先頭に基本的には団体行動で進みます。写真をとったり景色をみたりしながらゆっくり歩きます。距離にしたら500メートル位でしょうか、20~30分ほどかかります。出口へ出たら、今度は来た道を歩いて戻ります。
 ここで一つ問題が。皆さまの夢を壊すようで恐縮ですが、ガイドブックにあるようなキレイな写真をとるのは一苦労です。前述の通り往復同じ道を歩きます。昨今、このアンテロープキャニオンは世界中の方が訪れる一大観光地です。季節や時間帯によっては大変混み合います。満員電車並みです。それでも行く価値のある素晴らしい景色です。ぜひ、覚悟してお出かけください(笑)

 一方下流は高低差のある渓谷をご自身の足で歩きます。渓谷の入口まではご自身の車で移動し、そこからナバホ族のガイドさんと一緒にこちらも団体行動となります。
 見える景色は少し異なります。渓谷が深くさらに上部がこちらの方が大きく開いているので、明るい景色のように思えます。広い景色が見られます。渓谷ないの階段を上ったりするので探検感があり、出口にでると達成感もあります。上流に比べると少し体力がいるかもしれません(笑)
アンテロープキャニオンの入口(上流)

善は急げ!

 シーズンにもよりますが、とにかく年々観光客が増えているように思えます。環境保護の観点から人数制限なども設けているようですし、それに伴い料金も上がってきています。よほど冬場などにいかない限り、絵はがきのような景色を難しいかもしれませんね。

 通常は大体30分位の滞在になるのですが、とくに写真を専門にしている方には滞在ツアーの長い写真撮影ツアーなどもあります。ご興味のある方はお問い合わせください。いづれにしても早く訪れた方が良い場所です。早めのご検討をおススメします。


さらに詳しい情報はコラムに随時アップしていきます。お楽しみに!

 
乾いた川底を走ります(上流)
乾いた川底を走ります(上流)
トラックの荷台へ(上流)
トラックの荷台へ(上流)
沢山の人で賑わっています
沢山の人で賑わっています
階段を上る(下流)
階段を上る(下流)
上から差し込む太陽光(下流)
上から差し込む太陽光(下流)

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